代表メッセージ
代表取締役社長・成宮正一郎
当社の創業は、ワンストップサービスを志向する士業専門家による合同事務所が原点です。
創業時から、現在に至るまで不動産取引の現場における「不便の解消」および「利便性・効率性・安全性の向上」を目的に、士業専門家と共に新しいサービスの開発に取り組んできました。
米国のタイトルインシュアランス(title Insurance / 権原保険)やエスクロー(escrow /第三者寄託)といった先進的な取引決済のビジネスモデルに倣い、いち早くブロックチェーンや経済学の先端分野であるメカニズムデザインの活用可能性などについて研究を進め、日本での実現可能性と現行法や各制度におけるギャップを把握し、新たなサービスの企画・開発を進め、日本では今まで存在しなかった、“トランザクション・マネジメント(取引管理)”というビジネス領域(業態)を創り上げてきました。
私が不動産の取引決済の分野に関わり始めたのは、2003年でした。当時は、不動産取引における各種手続きは、対面(面前)で行うことが当たり前であり、ましてや、その手続きを非対面で行うことの“選択肢”さえもない状況でした。
これからの10年は、少子高齢化による高齢者の増加・労働人口の減少、また、新型コロナウィルスによるニューノーマルな働き方、そして、日本政府が2050年までに掲げるカーボンニュートラル戦略を合言葉にあらゆる分野でデジタルトランスフォーメーションが進み、非対面化・デジタル化・自動化があたり前となる社会がやってきます。
この様な状況下において、当社グループの役割は、取引決済の現場では、なくてはならない存在として重要になってきます。これまで創り上げてきたトランザクション・マネジメント(取引管理)のモデルをデジタルトランスフォーメーションにより変革していきます。
その中で、私たちにとって「ひと」の採用と育成が一番重要だと考えています。縮小する日本経済と言われますが、その中でも必ず市場が増えて行く分野はあります。どんな時代が来ても、その増えて行く市場で消費者が不便に思うことはなくなりません。その不便を解決して新しいサービスをどんどん社会に送り出していきたいと考えており、当社内には、サービスの企画・開発、事務のオペレーション、デジタルトランスフォーメーションのためのシステム開発、専門分野を支える専門家、様々なキャリアを積むことが出来る環境が揃っています。
不動産の取引決済分野において変化する社会の要請に、私たちと一緒に応えていきませんか?
私たちの社是は「共に育つ」です。“社会とお客様と社員と共に成長する”を指針にしています。
人財の多様性、多様性のある働き方、自ら考え、自ら気づき、そして、自ら変化することを恐れずにチャレンジし、一人ひとりの持てる力を十分に発揮できる環境を創っていきたいと考えています。
株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン
代表取締役社長 成宮 正一郎